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意見の食い違い!?COMSA側がICO中止に至った見解を発表!それに対しCAMPFIREも反論へ

9/29にCAMPFIREの発表によって揺れ動いていた、国内初のICOプラットフォームを展開する予定のCOMSAですが、10/02プレセール開始前に見解を発表しました。

COMSA(コムサ)側の主張

COMSAにおけるCAMPFIRE社のICOの中止の経緯について

この度、弊社が提供するICOソリューション「COSMA」において、予定されていたCAMPFIRE社のICOが中止となったことをお知らせいたします。

中略

8月3日、弊社ではCOMSAソリューションを発表いたしました。同日に発表したプレスリリース、及び、ホワイトペーパーの原稿は、CAMPFIRE社の代表者並びに担当者に対して予め確認を受け、同代表者及び担当者の事前の許可と承認を得た上で、ICO案件の一つとしてそこに掲載しました。他社から同様にリリース原稿やホワイトペーパーの承認を得るプロセスでは、配信日までに幾度か表記変更希望の旨を頂き、そちらも全て内容に反映させて、都度ご確認頂いております。また、全社に承認を受けたプレスリリースとホワイトペーパーの内容に基づいて、弊社は各社メディアの取材も受けております。なお弊社は、CAMPFIRE社を含むどの関係各社からも、これらリリースやメディアの報道内容やそこに含まれる表記に関して、この2ヶ月間、先日のCAMPFIRE社の否定リリースに見受けられるような否定の声明や苦情を受け取ったことは一度もございませんし、むしろCAMPFIRE社は我々とICO実施の準備を進めておりました。

ICO実施の前提で、CAMPFIRE社とは8月から継続してオンライン・オフラインを含めそのトークン設計について内容を協議しており、下旬にはCAMPFIRE社代表者より、できればICOを他社より先に一番に実施したいとの旨を連絡頂いております。しかし、その可能性の検討には前提事項となることから、弊社代表者からホワイトペーパー完成の催促をしたところ、それに対してもその場でするという返答を頂いております。また、8月末に弊社東京オフィスにて行われた会合では、同社よりICOにおけるトークン機能の概要図も頂いております。

その後10月2日のトークンセールが迫るにつれ、両社の関係や時間的な問題など、様々な要素を加味した上で割り出した結論からは、ホワイトペーパーやウェブに公開されたスケジュールに従ったICO実施をすることは困難となったため、ICOの引き受けをこちらからお断りすることといたしました。とはいえ安易で詳細を欠いたICO中止の発表はCOMSA利用の皆様に多大な混乱を来すことが予想されます。従って弊社代表者は、CAMPFIRE社の代表者と担当者に対し、明確な発表内容を双方で協議の上、共通の声明として公開することを提案させて頂いておりましたが、その甲斐もなく、CAMPFIRE社は、2017年9月29日に事前に20分前の予告を以て以下のような発表を出されました。

中略

COMSAのCMSトークンセール実施に関しましても、多数の国際コアメンバーが24時間体制でオンライン上での不正な取引や入金詐欺と闘い、健全で安全なセールの開催に全力を尽くしております。弊社では今回のこの事象も深刻に受け止め、COMSA自身と、今後実施されるであろうクライアント様のICO案件において、より一層安心できるトークンセールが実施できるよう身を引き締めてサービス内容の改善を心がけて参りますので、今後ともCOMSAを何卒よろしくお願いいたします。

テックビューログループ、COMSA運営者一同。

原文はコチラ:https://comsa.io/ja/54018.html

COMSA(コムサ)側の主張と致しましては

COMSA側の主張

・ホワイトペーパーにCAMPFIRE名前を掲載したのは、ICOを実施する確認を行っていたため
・内容の表記変更等もCAMPFIREに確認し、表記希望変更も対応していた。
・9/29までCAMPFIRE側から否定や苦情の連絡はなかった。
・トークン設計についても協議しており、他社よりも早くICOを実施したいとの旨を受けていた。
・様々な要素を踏まえ、公開したスケージュールに沿った形でのICO実施は困難と判断したため、COMSA側からICOの引き受けを断った。
・ICO中止に関して双方で議論し、共通の声明で発表したかったがCAMPFIREがICO中止を発表した。
・その後も入家氏と直接コンタクトが取れなかったため、今回の発表に至った

とのことです。しかしこの見解を発表した直後にCAMPFIRE側も声明を公式サイトにて公開しています。

CAMPFIRE(キャンプファイアー)側の主張

COMSAに関する一連の経緯につきまして

日頃は当社に格別のご高配をいただきまして誠にありがとうございます。

テックビューロ株式会社(以下、TB社)による2017年10月2日付発表「COMSAにおけるCAMPFIRE社のICOの中止の経緯について」には、事実と異なる内容が多分に含まれておりますため、以下、全ての経緯をご報告させていただきます。

当社は、「COMSA」上でのICO(Token Sales)の実施を視野に入れ、ICOの枠組み等につきましてTB社と協議を行なったことはございますが、具体的な条件や内容に関して交渉を行ったことは一切無く、最終合意に至った事実も一切ございません。総論としての協議・検討は行ったものの、各論としての具体的な実施条件等については、現在も何ら結論は出ておりません。

TB社による「テックビューロが仮想通貨を使った資金調達用ICOソリューション『COMSA』を発表」と題する2017年8月3日付発表にも「※検討中であり決定ではありません」と明記されておりますように、当社によるICOの実施は未確定であり、また、TB社の発表直後に、当社代表よりSNSにて「詳細はまた後日リリースさせていただきます」と明言しておりますとおり、その後の登壇・取材でも首尾一貫して「COMSA上におけるICOの実施について検討は行っているものの、最終的な合意には至っていない」と表明しております。

当社が運営する仮想通貨取引所「FIREX(ファイヤーエックス)」システムのOEM提供元(同システムの外部委託先)としてTB社を選定していることもあり、COMSA上でのICOの実施を前向きに検討していたことは事実でございます。

しかし、仮想通貨交換業登録の本申請を間近に控えた2017年9月15日に、一切の前置き無く「仮想通貨取引所システムのOEM提供を同月30日に終了させる」との通達をTB社から受け、同月14日にも「COMSA上でのICOの実施を前提とした業務提携を解消する」との一方的な通知を受け、当社はCOMSA上でのICOの実施を中止せざるを得ない状況となりました。

当社が運営するクラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」において、コインチェック株式会社様が提供する決済サービスを導入したとの2017年9月12日の発表を、TB社は関係解消の根拠として挙げており、「貴社から取引の断絶と受け止められる行為をされた」と主張しております。しかし、仮想通貨取引所システムのOEM提供をTB社から受けてはいるものの、仮想通貨関連の領域全般において、TB社と包括的に提携するとの契約を当社は結んでおりません。また、様々な分野への応用可能性を有する仮想通貨領域の全てを単一企業と提携しシステム提供を受けることは、およそ現実的ではないと考えております。

よって、仮想通貨関連領域全てをTB社と提携することを前提とし、当社が他社様のビットコイン決済APIを導入した一事をもって、仮想通貨取引所システムのOEM提供を強制終了させることを一方的に通達、その後も当社からの繰り返しの連絡にも一切返答がないといったTB社の姿勢は、誠実とは考えづらく容認しがたいものでございます。仮想通貨取引所システムのOEM提供が突如停止しますと、「FIREX」を利用されている方々の利益が害されることは明らかであり、当社からTB社に対して、「顧客資産の適切な保管と返還が行なえるよう、適切な対応を取るように」との申し入れを行ないました。しかし、本日に至るまで顧客資産の返還の措置が取られていないなど、TB社の対応はおよそ顧客保護に反するものであり、誠に遺憾です。

TB社から当社が上記の通告を受けた後、TB社において、「当社がCOMSA上でICOを実施しない」との発表がなされるものと想定しておりましたが、COMSAのトークンセールが予定されている2017年10月2日の一営業日前に至ってもなおTB社からの発表は無く、トークンセール開始前に告知することは、TB社ではなく当社が行うものであったとしても、投資家保護を図るためには必須であると考え、2017年9月29日に当社より発表を行なった次第でございます。

2017年10月2日
株式会社CAMPFIRE

原文はコチラ:https://mag.camp-fire.jp/21636/

CAMPFIRE(キャンプファイアー)側の主張と致しましては

CAMPFIRE側の主張

・COMSA側の主張が事実と異なる部分がある
・ICOについて協議を行ったことは事実だが、具体的な条件や内容は一切決めていない
・COMSAでのICOを前向きに検討していたことは事実
・9/14に「COMSA上でのICOの実施を前提とした業務提携を解消する」と一方的な通達
・15日には何の前置きもなく、「仮想通貨取引所システムのOEM提供を同月30日に終了」との通達
・CCが提供する決済サービスを利用したことが、OEM提供の中止の理由としているが仮想通貨の事業においてすべてをTB社に任せるとは言っていない。
・CAMPFIRE側から連絡はしても一切返答がない
・FIREXの顧客資産の返還措置を打診したが行われていない
・TB社からCOMSA上でのICO中止発表を待っていたが、一向に気配がなかったためCAMPFIRE側から発表を行った。

意見の食い違う部分について

双方見解を出しましたが、微妙な部分で意見がかみ合っていないことがわかります。

もちろん私は当事者ではないのでどちらの意見が一概に正しいと言うつもりはありません。

ただ一つ言えることは、どちらの意見が正しくとも、結果として利用者に不信感を抱かせてしまったと言えるのではないでしょうか。

特に今回のCOMSAに関しては、日本で初めてのICO案件ということで非常に注目を集めていました。

ただ注目を集めるばかり今回の騒動に関しては、もっと早く発表ができたのではないか?という声も上がっています。

COMSAの今後について

COMSAに関しては、朝山氏も現在上場企業からのICOの打診も受けていると明言していますし、今後も利用者は増えていくと予想されます。

トークンセール開始から既に約60億円もの資金を調達しているので、今後も案件が増えると考えると期待ができますね。

ただ今回の騒動に関しては、直接トップ同士での対談が行われない限り解決しない問題だと思います。

主張を見ているとタイミングは違えど、お互いコンタクトを取ろうとしていたことが伺えますが、この対談が実現する日は来るのでしょうか。

今回の件で少なからず不信感を抱いた利用者はいると思うので、朝山氏と入家氏の対談は是非実現させるべきものだと思います。

共同での声明を発表することが、今回の件に関しての果たすべき義務ではないでしょうか。

今後の両者の動向に関しては、何かしらの動きがあれば進捗としてご報告させていただきたいと思います。

10/3追記:COMSA側が騒動に関する詳細と今後についてを発表

COMSAが発表した文章が見れなくなってますが、CAMPFIREの声明を受けて、新たに書き直しました。

・CAMPFIREが公開したプレスリリースで提携は確約されていたものと主張
・Coincheck paymentを採用され信頼関係が破綻

・ICO及び仮想通貨取引所のシステム提供に関する協議・交渉を終了

CAMPFIREの主張に対し、COMSAが事実を公開するという形となっているのですが、正直どっちでもいいです!これが世間の声ですよ!

発表された事実としては、

BT社が言うようにCAMPFIREがプレスリリースで提携を公言していたこと。CAMPFIREの主張のようにTB社が預かり保管中の資産の返還要求を受けていること。

あれだけ盛り上げた中でこの終息は微妙ですが、日本の仮想通貨業界を盛り上げる位置にいる以上、これから挽回して盛り上げてほしいですね。

なお、COMSA側の対応としてはCAMPFIREの見解に合わせ、合意書等を締結の上で速やかに顧客資産を返還するなどし、本件について終息させたいと考えているようですが、果たしてどうなりますかね。

※当記事の情報は予想も含まれております。事実とは異なる部分があるかもしれませんので、予めその体でご確認をお願いします。事実と異なる部分などがありましたら、すぐに修正いたしますので、ご報告ください。

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