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仮想通貨の開拓レポート ICO分析・詐欺調査・お金の検証

ICOのディセントベット(decent bet)は危険?情報を調べたら怪しい部分がいくつか出てきた

世界的プロジェクトとして最大規模のICOになると言われるディセントベット(decent bet)が、9月23日17時に公開されました。実際のところはどのような事業なのか、その可能性と現状を調べてみました。

ディセントベット(Decent bet) ICOとは?

この記事を読む方は、おおよそディセントベット(以下、DBET)がどのようなものか分かっていると思うので詳しい説明を省きますが、簡単にいうとオンラインカジノを仮想通貨を使って賭博ができるプラットフォームを作ろうとしている事業内容です。

他業者でも似たようなICOはいくつかありますが、差別化を図るためにいちプレイヤーが胴元になれるコンテンツを配信すると発表しています。

正直ここまでは特に怪しい部分は一切ありません。カジノが健全であるかは置いておいて、クリーンな事業内容だと思います。

初めに違和感を感じたのはメディアの伝え方です。

DBETのようなICOはいくつもありますが、なぜDEBTだけがここまで日本で話題になっているのか…

仮想通貨のWEBメディアは、今年最大規模のICOになる!と言っていますが、いまいち最大規模が確信できるような材料が足りません。

なぜなら以下の3点が明確にならない限りカジノ業界が仮想通貨に入ることは難しいと考えるからです。

オンラインカジノ業界から見た仮想通貨の将来性は?

現在のところ、既存のオンラインカジノ会社はICOを行うような動きは見せていません。しかし、カジノ側と仮想通貨がつながる部分は少なからずあり、それは決済システムです。入出金の方法として仮想通貨(Bitcoin)が採用している会社はあります(まだ少ないです)

カジノ側からすれば、入出金の窓口を増やしてあげることでユーザビリティが改善されることがメリットと言えるので、これは優れた決済システムが出来ればユーザー・カジノ側の双方がハッピーになると思います

世界的なプラットフォームを展開している大手カジノ会社の動きは?

特定の仮想通貨を使ってのゲーミング・プラットフォームを提供する部分は情報が出てきません。大手は考えているかもしれませんが、現状はまだ情報ない以上、白紙であるといえます。

ゲーミングプラットフォームは、あくまで運営のシステムであり、そこに全てのゲームがパックされているわけではありません。

簡単に言えば、

A社プラットフォーム(運営システム)
+B社スロット
+C社スロット
+D社ブックメーカー
+E社ブラックジャック
+F社決済システム

+G社決済システム

上記のように様々なコンテンツを一つに繋げる役割を持っています。

この背景の中、仮想通貨のプラットフォームを作るメリットを考えると【仮想通貨を使わないと出来ないゲームができない限り】業界が動くことは考えにくい。

更に、仮にそれらのゲームが出来たとしても、それは既存のプラットフォームに紐づけるようなシステムにした方が開発側にメリットが多いです。既存のカジノプラットフォームに入れれば、ユーザーを抱えていますから拡大も早いですし。

カジノの公平性を保つ第三者機関とゲーミングライセンスは有効か?

カジノではイカサマ行為がないように必ず取り扱うゲームには世界水準の審査が必要になります。これは、第三者機関が入って調査し、とても厳しいものです。

この審査は相当な時間がかかります。1台のスロットマシーンでも長いものなら1~3年ほど費やすことも少なくありません。なぜなら年々新しいゲームが申請されており、その数も増えていて、順番待ちになっているのが主な原因と言われています。

この中でICOを掲げるDBETがゲームを開発する場合、この審査機関が黙っていないでしょう。仮に審査対象となる場合は、同じく年単位の審査期間が費やされるかもしれません。

また、オンラインカジノを運営するためには国が発行するゲーミングラインセンスが必要になります。仮想通貨の事業がこのラインセンスに該当するかは定かではありませんが、カジノの収益は国益にも影響を及ぼす金額ですので、必ず何かしらの対処は考えていると予測できます。

ホワイトペーパー上では、ライセンス費用に充てる法務という枠がありますが、ゲーミングライセンスはただお金を出すだけでは発行できないので、事前に問題がクリアされているかは非常に重要です。

上記のことは、DBETを始め、他のカジノICO事業のホワイトペーパーを見ても詳しい記載はなく、具体策がない中で後戻りできないところまで開発が進んでしまったら飛ぶしか方法がなくなりますどうすることもできません。

Decent bet ICOの信用性「具体的な情報がないところが引っかかる」

DBETがブロックチェーンラボと対談しているインタビュー動画を見ましたが、言っている内容はあまり良いものとは言えませんでした。

カジノの公平性・透明性について

冒頭で主張していた「ゲームの公平性・透明性」についてですが、これは先に述べたとおり世界で決められた審査機関を通している為、信用性は確実です。

ユーザー目線では、それが確実だとは判断できない為、イカサマをしているのではないかと疑う人もいますが、これは仮想通貨にプラットフォームが移ったとしても変わりません。

この問題については、現状よりも〇〇を行うことで良くなると明確になる説明があればよかったのですが、現状のことを触れるだけで具体的な解決策が出てきてないことが気になりました。

Decent-betの認知度とメディア展開について

ページ非公開?Liskの件でグループ閉鎖?で何かと話題のブロックチェーンラボのチャーリータカさんが「DBETは世界中で大きく注目を集めている」と発言しています。

それに対して、DBETは「10,000人がアクションを取っている」と発言。

この数字が多いか少ないか(あと真偽)は置いておいて、まだ日本を始めとしたアジアマーケットでは知っている人は少ないとのこと。

そこでDBETに関するワードをWEBで調べてみました。

とても世界中で注目をされているような記事は見つけられない中、Redditの仮想通貨(ICO)フォーラムでの盛り上がりを調べてみました。

その結果は散々…全然盛り上がっておらず、本当にこれが世界的に注目されているICOなのか、納得できるものではなかったです。

しかし、Redditに興味深いやり取りが行われていました。投下するか考えましたが、事実として読まれている方に共有いたします。

質問:

DBETのパートナーは?誰が関わっているの?

回答:(Decent-bet)

And we are partnered with Japanese company Blockchain Labo.

【日本のブロックチェーンラボという会社がパートナーになっている】と回答されています。ブロックチェーンラボとは、日本で運営している仮想通貨WEBメディアの一つです。

ブロックチェーンラボは最近色々と問題?話題になっています

DBETの正式なパートナーならば、DBETオフィシャルのメンバーに名前を出すべきですが、その記載はありません。なぜ?

ブロックチェーンラボは、パートナー関係としてDBETをマーケティングしているならば、その協力関係にある背景はDBETからの報酬…想像出来てしまいますね

本日現在、ブロックチェーンラボは、パートナーとしての発表は行っていません。

あくまでメディアの立ち位置ですので、ここが公になってしまうとVALUのような インサイダー炎上 出来事を恐れてかもしれません。

・メディアとして、DBETに注目しているのか

・パートナーであるDBETを宣伝しているのか

はっきりさせることは何のデメリットにもならないと思うので、透明性を明らかにしてほしいですね(宣伝なら宣伝で納得もできますし、投資家は怒らないと思うのですけど)

この記事がDBET及びブロックチェーンラボ関係者の目に触れれば、問題のフォーラムの書き込みは消してしまうかもしれません。それは別に問題ございません。別にホコリを出そうとしているわけではなく、投資する側の材料が不公平にならないようにしたいだけですので。

ただ、私の目につくところで対策を行ったら、またここにまとめさせてもらうかもしれません。

話を戻してDBETですが、興味深い問題が起きています(解決したかは不明)

動画内でチャーリーさんに質問してほしかったです。

【最近】Decent-bet が技術最高責任者であるCTOをWEBで募集していた

技術を持っている方がいたら紹介してください。見つかった場合は報酬を支払います。

20,000 DBETトークンまたは0.50 BTC

これは今年の8月末のDBETからの書き込みです。なりすましではない証拠に宛先のメールアドレスのドメインが一致します。

これは大問題じゃない?

ICO間近であるにも関わらず、1カ月前にCTOが不在です。元からいたのかは不明ですが、緊急性のある募集にも関わらず、紹介料も…(個人的には激安)

特に解決した報告も上がっていませんし、どのように問題を解決(先送り?)したのかは分かりませんが、気になる要素としては十分です。

このように「世界的に注目されている」どころか、「人材募集」がGoogleに拾われている状況ですので、加熱させたのが「ブロックチェーンラボをはじめとしたメディア」であったことは否定しづらい状況だと思います。

DBETの言語対応が日本語と英語だけしかない

画像を見てもらうと分かりますが、オフィシャルのTOPには言語選択がなく、メンバーズログインページのみに言語選択が存在します。

これは違和感しかありません。事業内容がカジノ(ギャンブリング)ならば世界シェアをとるEUが主役じゃないでしょうか。仮に英語だけOKと考えられているのは見通しが甘すぎますし、日本のオンラインカジノシェア率は恐らく全体の3%以下じゃないですかね

それなのに英語と日本語だけしかないのは、はっきり言って変です。

世界的に注目されるICOならば対応言語は多いです。2言語のみで、英語に続いて日本語がくるのは、日本人相手に事業を行おうとしない限りはありえません。(それなのにアジアでは認知度が低いと言ってたCEOの矛盾)

Decent-bet ICO 情報まとめ

個人的に言えばディセントベット(DBET)に投資は行いません。

嘘とは言わずとも「本当のことが公になっていない」要素が多すぎるため、軌道に乗らなかった場合の先に終わりが見えているからです。

もちろんお金があれば、事実として公約が追い付く可能性は十分にあります。資本が全てですので、投資される方が上手くいくことをお祈りします。

BTCやXRPもそうでしたが、初期は詐欺云々言われていました。注目ICOにとっては宿命なのかもしれませんが、BTCやXRPと違い、お金だけが先行して集まっているので投資家の方々も少し冷静になったほうがいいかもしれません。

おまけ

ブロックチェーンラボとパートナーの書き込みには別の違和感があります。なぜなら、ブロックチェーンラボは会社ではなく、名称だからです。

普通、パートナーであるなら会社名でやり取りするはずですが、会社名を出せない理由があるのでしょうかね・・この辺りも今後詳しく調べてみることにします。

※当記事の情報は予想も含まれております。事実とは異なる部分があるかもしれませんので、予めその体でご確認をお願いします。事実と異なる部分などがありましたら、すぐに修正いたしますので、ご報告ください。

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