ワルコイン

仮想通貨の開拓レポート ICO分析・詐欺調査・お金の検証

【全書】スピードマイニングサービスと関連会社のまとめ

タイトルに書いているスピードマイニングサービスですが、ワルコインで初めて登場したのは「Google広告に積極的なICOを調べてみた」でした。

11月03日記事修正:

スピードマイニングが業務提携を行ったと発表していましたので、以下追記いたします。

戦略的業務提携のお知らせ

弊社は、JASDAQ上場の㈱NEW ARTのグループ会社である仮想通貨会社:㈱ニューアート・コイン(代表取締役:松橋 英一)と戦略的業務提携を行うことになりましたのでお知らせいたします。

仮想通貨関連事業参入(PDF)

株式会社NEW ART


↑ AIイノベーションや関連会社の人物ついてまとめられていました。

10月31日記事修正:

弊社に対する虚偽記載について

弊社及び弊社のICOを詐欺と中傷非難するサイトが存在しておりますが、事実無根の内容記載がされており、現在法的対応中です。かかる虚偽サイトに騙されないように、投資家の皆様には弊社ICOをご検討頂ければ幸いです。

http://speedmining.jp/2017/10/25/info04/

この内容が当記事を指すことかどうかは分かりかねますが、以前にTwitterより修正依頼を受けましたため、対応しております。DMでのやり取りなどは一切ありませんので、Twitterで出ているやり取りが全てとなります。仮にワルコインが虚偽サイトだと言われているならば、それは事実ではありません。やりとりをご覧いただけば判断いただけると思います。





以上でやり取りは終了となります。その後、ご連絡を頂くことはありませんでしたが、翌日に先ほどのようにオフィシャルページで記載がされていましたので、ワルコインの当記事を指している可能性は0ではないと考えております。


スピードマイニングサービスとは?

ICO スピードマイニングサービス
URL https://smscoin.jp/
WP /whitepaper_ja.pdf

概要を簡単に説明すると、

皆さんからお金を集めてマイニングセンター作ります。そして、そこで得た配当を分配します!みたいな感じです。

特に事業内容だけ見れば至って普通ですね。

まずこのスピードマイニングサービスですが、トークンを購入するためにはVCC(バーチャルカレンシークラブ)に入会する必要があります。

最近増えているICO参加前の登録制システムと思いきや…VCCは有料会員制でした。

VCC(バーチャルカレンシークラブ)入会条件

入会金 0.16ETH
入会期限 1年間

入会金更新料退会費用 すべて0.16ETHが必要です。

ICO争奪戦の中、なかなか強気な集金システムですね!

このトークンの名称はSMSCOIN(エスエムエスコイン)といいます。

SMSCOINで調べてみたら、同名のサービスが既に存在していて、それらはSMSの決済サービスです。

勘違いしやすい内容のため、間違わないようにしてください。正しく評価を見る場合は、スピードマイニングサービスと調べたほうがいいです。SMSCOINだけだとGoogleはうまく情報を拾えません。

トークンの名称は好きに決められますので、調べられなかったのかは不明です。

さて、このICOですが、マイニングセンターを日本の北海道に予定しているようです。ホワイトペーパーには以下のように記載されています

なぜ電気代の高い日本でわざわざマイニングセンターを設けるのかと疑問に思うかもしれません。しかし、日本の北海道は東京から遠く離れた地方で寒地であり、拠点として適しております。また、過疎化が新興している事情もあり、県内で事業を行うと補助金が出ます。それらと電気代は半分程度相殺される予定です。

手始めに500台購入してマイニングを開始。予算は3億円です。

ICOの予算には手をつけないように書いてありましたので、元会社が3億円あるならば設置を踏まえて十分に実現可能でしょう。

しかし、ちょっと待って頂きたい。「県内で事業を行うと補助金が出ます」という部分が引っかかります。

確かに、ベンチャー推進や起業支援などで県市町村が補助金を出すことはあります。実際に、某市ではマイニング事業に興味を持っており、補助金が出ることも電力会社との合同会議を踏まえて決定しています。

しかし、そんな状態であっても問題はつきもの。県や市から出せる金額は予算で決まっており、補助金を申請する全ての企業が対象となるため、予算が尽きればそれ以上は出ません。

また、来年度の予算が決まらない限り、どれぐらいの金額が出せるかも不透明であり、申し込み企業が多ければ多いほど実現が困難になってきます。

これは某市でも十分に注意してほしい事項として議題に上がっていましたので、北海道だけ特別だと言われるのは考えにくいです。それが本当に大丈夫というのなら開示頂きたいですね。

また500台に対する電気代は、補助金が出たとしても安定して半分になることは非常に困難でしょう。理由として、補助金が出る予算は決まっている為、補助金内で安定して支払える金額の提携を結ぶとなると、全面協力体制となるため、市町村から発表があってよいと考えております。信用するにはより明確な情報開示が必要だと言わざるをえません。

スピードマイニング社の所在地である旭川市の市役所へ補助金の確認を取りましたが、スピードマイニング社へ補助金が出るような事実はございませんでした。

また、北海道局へ補助金の確認を行いましたが、先と同じようにスピードマイニング社との提携事実はないと回答がありました。

北海道内では、各市で管理されている部分があるようですので、上記以外での場所で補助金が決定している可能性もあります。

次に、こちらが調達額別に出した利益分配の表ですが、いずれもマイニングはディフィカルティや通貨の価値が変動するため、とても年間のスケジュールで出していいものではありません。

特にマイニング専用マシーンならば新型が出れば後続機は使い物にならないことがあります。これらを考慮した上で上記のシミュレーションを出しているならば、マシンスペック等を公表しなければとても判断は出来ません。

GMOやDMMもマイニング参入すると発表ありましたが、大手にしかできない資本力で情報や土台・基盤作りは進んでいます。

しかし、スピードマイニングサービス社は投資家から資金を集めるために、大手以上に信用をしてもらう必要があるわけで、その全てであるホワイトペーパーの内容が不明確である点は十分に注意案件だと言えます。

以下は、スピードマイニングとは関係のない別の会社のことですが、このように発表があると信頼性が高いものと分かりますが、現時点では未公開です。

株式会社Miner Garageは、2017年10月23日に秋田県鹿角市の誘致企業として認定され、鹿角市の協力を得て国内初のマイニングセンターを2017年12月中旬から同市で操業開始することを発表しました。秋田魁新報の報道によると、事業所の名称は「鹿角マイニングセンター」。民間会社の空き倉庫を借り上げ、情報処理に必要な専用機器を約600台設置するといいます。大規模なマイニング拠点の操業は鹿角市が初めてです。 https://bitcoinlab.jp/articles/841

運営会社は株式会社スピードマイニング。その実態は?

会社名 株式会社スピードマイニング
URL http://speedmining.jp/

以下まとめていきます。

会社名 株式会社スピードマイニング
所在地(本社) 北海道旭川市一条通10丁目342-2
東京支社 東京都中央区新川1-26-11
連絡先 03_5457_1587
代表取締役: 小嶋 真由
設立 2012年8月8日
資本金 100,000,000円
事業内容 ・マイニングセンター運営
・ICOコンサルティング

会社情報に修正が入っていましたので以下改めて回答していきます

東京支社が記載されました!

連絡先の市外局番が03ですが…?

以前は東京支社の住所が記載されていませんでしたが、今は記載されています。そちらの電話番号でしょう。

設立が2012年ですが本当?

同名の会社をGoogleで調べたところ、12年~16年まで該当するページは1つも見つかりませんでした。ドメインの登録日は「2017/09/26」でした。

資本金100,000,000円だけど?

ホワイトペーパーには、マイニング事業(初期投資)に3億円かけるとありました。

事業内容のマイニングは?

マイニングセンター運営とありますが、ホワイトペーパーを見る限りこれから運営が始まるものと思われます。資本金・運営資金の差が不明ですが、どのようになっているのでしょうか。

以上がスピードマイニング社の情報です。

ここまでなら記事にまとめませんでした。とても興味深い会社が見つかったので、紹介いたします。

その名もAI Innovation Japan(AIイノベーションジャパン)です。

AIイノベーションジャパンとは?

会社名 株式会社AIイノベーションジャパン
URL http://ai-innovation-japan.com

AIイノベーションジャパンは仮想通貨取引所のシステム開発・運営会社です。

金融庁管理の仮想通貨交換業へ申請中であると記載されています。ということは、継続審査中19社のうちの1社となりますね。(本当なら)金融庁側は審査中の会社については非開示とのことでしたので、事実内容は分かりかねます。

この会社はSMSCOINを取引できる取引所として、スピードマイニング社と業務提携を結んでいるそうです。

取引所の名称は「mExchange」です。開発中とのことですが、UI/デザインはいい感じです

まるでbitFlyerのLightningと勘違いしてしまうほど!

これはもしかするとbitFlyerのホワイトラベルサービスを利用するOEMかもしれません。

Bitflyerの申し込みページを見る限り、申し込みから1-3カ月程度かかること。ホワイトラベルの申込は仮想通貨交換業者の登録が必要とのことですので、金融庁から申請が下りることが前提となります。

会社の情報はどのようなものなのか?

会社名 株式会社AIイノベーションジャパン
所在地 東京都渋谷区道玄坂1-19-2-6F
連絡先 TEL:03_5457_1585
FAX:03_5457_1586
代表取締役: 澤田 逸朗(新:太田 翼)
設立 2012年6月15日
資本金 200,000,000円
事業内容 ・仮想通貨交換業
・システム開発業

スピードマイニング社と同じように書いていくと

連絡先がスピードマイニング社と同じじゃない?

いいえ、似てますが違います。03-5457-158(x)までは同じですので勘違いされたんだと思います。(x)は5と6が当会社で、7がスピードマイニング社です。

設立がスピードマイニング社と同じ2012年?

そうです。また、ドメイン登録日は「2017/07/10」です。

資本金が200,000,000円…

スピードマイニング社との資本関係はないとのことです。


スピードマイニング広報担当者 江原様(@SMSCOIN9)からご指摘頂きましたので、修正いたします。

様々な業務に関し、仕事を依頼しただけの関係」とのことです。

AIイノベーションジャパンが「speedmining.jp」のドメイン取得も代わりに行っているようです。登録名は、澤田 逸朗です。

いずれのHP見ても全てデザインが同じなんですよね。求人情報まで同じなのは…。ブロックチェーンスペシャリスト、仮想通貨エキスパートって何でしょうね。。

追記:HPデザインが同じなのは、様々な業務を依頼した一つとして考えられます。

登記簿取ってないので12年からあったかは事実か不明ですが、少なくとも会社HP用意して運営していた事実はGoogle側から見つかっていません。

本来はここで調査を終わりとするところだったのですが、

実はここからが…本番です。

澤田 逸朗って何者なの?

AIイノベーションの会社情報を整理していたところ、所在地を検索してみたんですね。

そしたらここには、いくつか有名な会社が入っていました。

・株式会社ブルーファイナンス
・ブルーウォールジャパン
・株式会社らくらくプラス
・株式会社ブルーアート

・AIイノベーションジャパン

ご存じない方が多いと思いますので簡単に説明します。

昨年、クラウドファンディング事業を行っていた「みんなのクレジット」が大問題を起こしました。

当時のNHKニュースの記事(既に削除)を抜粋すると

みんなのクレジットはこの1年で集めた40億円を超える資金の多くを融資先と説明していた業種ではなく、自社のグループ企業に貸し出していたということです。証券取引等監視委員会はこうした行為が金融商品取引法に違反するとして、近く行政処分を行なうよう金融庁に勧告する方針です。

実際にこの後、業務停止処分となっています。

この問題から、ユーザーが出資したお金が完全に返金されていない為、現在進行中でかなりもめています。

実は、AIイノベーションの澤田 逸朗氏はこのグループの重要人物の一人です。

株式会社ブルーアート

澤田 逸朗

AIイノベーションジャパン

澤田 逸朗

登記簿をとっていないので細かい情報は不明ですが、ブルーアートの代表だった澤田 逸朗氏とAIイノベーションジャパンの代表である澤田 逸朗氏は同一人物の可能性があります。

追記:スピードマイニングは、AIイノベーションと様々な業務に関して仕事を依頼しただけの関係とのことですが…業務提携は結んでいるものと思います。

その証拠に、ホワイトペーパーにはきっちりそのように記載があります。

スピードマイニングのまとめ

金融庁の注意喚起の連絡を見ると、

ICO において発行される一定のトークンは資金決済法上の仮想通貨に該当し、その交換 等を業として行う事業者は内閣総理大臣(各財務局)への登録が必要になります。 また、ICO が投資としての性格を持つ場合、仮想通貨による購入であっても、実質的に法 定通貨での購入と同視されるスキームについては、金融商品取引法の規制対象となると考え られます。

会社概要を見る限り、いずれの会社も財務局や金融庁から発行される登録番号の記載がありません。

事実はどうであれ、ワルコインはスルー推奨します。

以上で今回の調査を終わります。

※ワルコイン調べでは、全ての発信情報に責任を持っていません。間違った情報や正しくない解釈などがありますので、予めご了承ください。間違っている情報があればすぐ修正いたしますのでご連絡下さいませ。

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