ワルコイン

仮想通貨の開拓レポート ICO分析・詐欺調査・お金の検証

簡単解説!イーサリアムクラシックについての概要と展望

現在世界には数百種類を超える暗号通貨(仮想通貨)が発行されており、こうしたビットコインに続く暗号通貨のことをアルトコインと呼びます。

今回はその中からイーサリアムクラシック(Ethereum Classic)の特徴、そして今後の展望についてお伝えしたいと思います。

イーサリアムクラシックとは?

まずはイーサリアムクラシックの概要と特徴についてご説明します。

概要

通貨名 Ethereum Classic(イーサリアムクラシック)
通貨略号 ETC
公開日 2016年7月20日
発行上限枚数 理論上無限

イーサリアムクラシックとはイーサリアムから分裂して登場した暗号通貨です。

現在も活発に取引されているだけでなく、2017年2月にはイーサリアムクラシックを用いたハッカソン(開発競技イベント)が開催されるなど、独自の発展を遂げている過程であるとも考えられます。

イーサリアムクラシック(Ethereum Classic)が作られた目的

The DAOというイーサリアムの脆弱性を突かれたプロジェクトがあり、その対処法で意見が分かれたことが始まりです。

この2つの意見というのが

・盗まれた資金を凍結させる(ソフトフォーク)

・盗まれる前の状態に戻す(ハードフォーク)

というものです。

そしてこのソフトフォークによって生み出されたものが、現在のイーサリアムクラシックとなります。

イーサリアムクラシックの特徴

イーサリアムのクローン

元々はイーサリアムから分裂したものとなるので、基本的な特徴は同じです。

現在はイーサリアムに比べ改善の手が滞っていますが、今後はまた新たなシステムが導入されるだろうと言われています。

アルゴリズムはEthash/Casperを採用

Ethash=PoW、Casper=PoSと考えてもらうと想像しやすいと思います。

現在はEthashが採用されていますが、今後はCasperの採用も予定しているようです。

非中央集権を重きに置いた通貨

イーサリアムからの分裂した理由としては、「DAO時のハードフォークは非中央集権という意味を無視したもの」という意見があったためです。

現在のイーサリアムは時と場合によっては、多数決によって仕様変更が可能となっており、ある意味中央集権化しているという見方もありました。

これに対し、イーサリアムクラシックはどのようなことがあっても仕様変更はするべきではないという意見のもと立ち上がった通貨です。

イーサリアムクラシックの配布

イーサリアムクラシックが誕生した時、ETHを保有していた人に対して同量のETCが配られることとなりました。

これによりETCが誕生したその時から保有者も多く、取引所でも取り扱いがあったため結果的にはじめのうちからある程度の価値が付いたのです。

イーサリアムクラシックのメリット・デメリット

次はイーサリアムクラシックのメリット・デメリットについて見ていきたいと思います。

イーサリアムクラシックのメリット

・良好な取引環境

イーサリアムクラシックはイーサリアムとは別のブロックチェーンに記録されています。ですが両者はもともと一つの暗号通貨であるため、スマートコントラクトなどの基本的な機能はに大きな差異はありません。

分裂時にイーサリアムを保有している人には同等のイーサリアムクラシックが付与されたため、通貨が誕生したと同時に多くの人が保有する通貨となりました。

そのためハードフォーク後には、大手取引所がイーサリアムクラシックに対応し取引環境が素早く整うこととなりました。

イーサリアムクラシックのデメリット

イーサリアムクラシックはイーサリアムとの差異が小さいため、価格変動の影響を受けたり、逆に影響を与えることがあります。

実際にイーサリアムのマイナーと流通量がハードフォーク前に比べると減少したことで価格が一時下落したため、ハードフォーク直後はイーサリアムコミュニティとイーサリアムクラシックコミュニティの間で激しい対立が起き、これが双方の価格に影響するといった事態も生じていました。

イーサリアムクラシックの普及と今後の可能性

イーサリアムクラシックは、本来の分散型システムとしての理念を重視する層からの支持を集めています。

クラシック派は「コードこそが法(Code is law.)」と、非中央集権性を重視しているため、「多数決の原理」を求めた本家イーサリアム派との問題が浮上しています。

現在はイーサリアムの価格変動の影響を受けやすいイーサリアムクラシックですが、今後は本家イーサリアムとも違った機能を実装することで、今までとは違った需要が生まれるのではないかと思います。

現状実装されているスマートコントラクトなどは、多くの分野で活用されているのでより一歩進んだ機能が実装することとなれば、今以上の価値をつける通貨にもなり得るでしょう。

※事実と異なる部分などがありましたら、すぐに修正いたしますので、ご報告ください。

フォローする