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仮想通貨に必要なウォレットって?種類や取り扱い方法を解説

仮想通貨を所有するにあたって必ず聞く言葉は「ウォレット」です。

仮想通貨の取引を安全なものとするためには欠かせないものなので、今回はこの「ウォレット」について説明したいと思います。

仮想通貨を保管するウォレットとは?

ウォレット(wallet)は仮想通貨を保管しておく財布と思ってください。保管だけではなく、送金や入金も行うことができます。仮想通貨の世界ではP2Pで取引する為、銀行などの仲介者は存在しません。

従ってウォレットを使用して通貨のやりとりを直接行います。

主に

・パソコンのデスクトップ上で使用するウォレット
・インターネット上で使用するウォレット(オンラインウォレット, ウェブウォレット)
・ハードウェア(端末)で使用するウォレット

・ペーパー(コールド)で使用するウォレット

などがあり、使用方法や機能に若干差があります。

デスクトップ上のウォレット

自分のパソコンデスクトップにソフトをダウンロードしてローカル環境で管理できる財布です。自分デスクトップ上のみでしか利用できない為、セキュリティー面では比較的安心ができるタイプです。

ソフト名:

・Bitcoin Core
・Electrum
・Copay

・mSIGNA

mSIGNA以外はすべて日本語に対応しており、必要ソフトはありません。

mSIGNAに関しては日本語に対応しておらず、Bitcoin Coreのソフトをインストールしておく必要があります。

下記では各ソフトの特徴を説明します。

Bitcoin Coreの特徴

・Bitcoinの公式ソフト
・取引手数料が調整可能

・日本語対応

以前のバージョンはインストール後、数時間~1日以上かけてすべての取引履歴を読み込む必要がありました。しかしバージョンアップによってブロックチェーンデータのヘッダーのみを先にダウンロードすることにより、同期に掛かる時間が8000分の1にまで短縮。

取引手数料が調整可能な仕様に。これは、手数料を多めに払うことで取引の速度と確実性が増します。

Electrumの特徴

・軽量ですぐに使用可能
・コールドストレージ機能

・日本語対応

取引履歴をすべてダウンロードする必要がないため、インストール後すぐに使用できる軽量型のソフトとなります。

「コールドストレージ」と言う機能によりオフライン環境で取引が可能です。日本語対応されているので使い勝手が良いのもうれしいですよね。

Copayの特徴

・iOS/Android/PC対応
・日本語対応

・二段階認証対応

BitPay社が開発してるウォレットになります。

iOS/Android/PCなどの複数のOSで対応しているのが特徴。日本語対応で複数のデバイスを使うことにより、二段階認証を導入することも可能です。

mSIGNAの特徴

・マルチシグネチャ
・セキュリティレベルが高い

・日本語非対応

マルチシグネチャ=一つのアドレスに複数の秘密鍵を割り当てるサービス・技術

つまりセキュリティレベルが高いという認識で良いですが、日本語非対応のため操作方法がわかりづらいのが難点です。

ウォレットのインストール方法

ここでは一般的なBitcoin Coreのインストール方法について説明します。

https://bitcoin.org/ja/download へアクセスします。

該当するOSを選択。

Nextボタンを押し

保存場所を任意の場所に指定してNextボタンを押す。

Installボタンを押します。

Nextボタンを押します。

Finishボタンを押せばインストール完了です。

オンライン上のウォレット

送金や設定などがどのパソコンからもできるので非常に便利ですが、管理がサイト運営者になってしまう為、サーバーの不調が起きると一時的に使用できなくなる恐れも。

セキュリティーについても少々不安の為、少額程度の保管という形で利用するといいでしょう。

サイト名と特徴:

・Blockchain.info:ウェブウォレットの最大手
・Coinbase:豊富な他サービスとの連携
・Coinaplut:ビットコインの価格固定サービス
・BitGo:マルチシグネチャウォレット
・GreenAddress:マルチシグネチャウォレット
・Xapo:デビットカードとの連携

・Airbitz:便利なモバイルアプリ

Blockchain.infoに関しては日本語対応となっていますが、その他のものに関しては非対応となっています。

Blockchain.infoの特徴

・オンライン上のウォレットでは最大手
・日本語対応

・イーサリアム(ETH)対応。

オンライン上のウォレットでは最大手で日本語も対応しているので人気です。

またイーサリアムにも対応しています。

Coinbaseの特徴

・二段階認証対応

・ユニコーン企業

世界30カ国に展開する仮想通貨取引所で企業価値が16億ドルとなり、ユニコーン企業になっています。

※ユニコーン企業=評価額が10億ドル以上の非上場企業

Coinaplutの特徴

ビットコインの価値を固定することができます。

どういうことかというと、価値を固定することにより100ドルなど常に一定の通貨額のビットコイン量を保有することが出来るのです。

ロック対応資産、ドル、ユーロ、ポンド、金、銀 ロックする時に、0.75%、解除する時に0.75%の手数料が掛かります。

BitGoの特徴

・国内取引所のLemuriaが採用

2015年に設立した国内取引所のLemuria(レムリア)がBitGoを国内の取引所として初めて採用しました。

GreenAddressの特徴

・IOS、Android、Windows、Mac、Linux、WEB対応

・二段階認証対応

送金額の上限設定可能であるため、余計な取引を抑えたい人にはいいかもしれません。

ソーシャルメディアと連携した送金オプション設定などが特徴的です。(Twitter ID や Facebook のアカウントをキーにして送金する機能)

閲覧専用モードあり(送金不可、残高確認用モード)

Xapoの特徴

・Visaのデビットカードが作れる

Visaのデビットカード(米ドル、ユーロ建て)あり、デビットカード使用時のビットコインレートで決済が可能です。

つまり換金や出金などを行わずにデビットで即時決済ができるので利便性に優れています。

モバイル端末上の財布(モバイルウォレット)

iPhoneやAndroidで起動する、スマホ対応のアプリです。

持ち歩くことが可能なため、ストアなのでの決済に非常に便利です。

アプリ名:

・Mycelium
・breadwalle
・Bitcoin Wallet
・Copay
・Coinomi

・Bither

全てAndroidには対応していますが、Bitcoin Wallet、CoinomはiPhone(iOS)未対応となっています。

またBitherは日本語に対応していません。

iOSはbreadwalletまたはCopay、AndroidはMyceliumまたはCopayがおすすめです。

Myceliumの特徴

・端末上にのみ秘密鍵を保管するタイプ

端末上にのみ秘密鍵を保管するのでセキュリティが高くなります。

breadwalletの特徴

・Apple Watchと連携

大きな特徴はApple Watchと連携して使用可能で送金、受け取り共に可能です。

Bitcoin Walletの特徴

・アドレス帳で送金相手を管理できる。
・Android版のみ。

・セキュリティがPINコードのみ

セキュリティがPINコードのみなので安全性は低いです。

Copayの特徴

・共有ウォレット使用可能

・対応取引所coinbase、Glidera

共有ウォレットが使用でき、家族間で同じウォレットが管理可能。

対応している取引所がcoinbaseとGlideraしか対応していないので、日本国内からの取引には向いていません。

Coinomiの特徴

・対応通貨が65種類

・Chapeshiftを使ってビットコインとアルトコインを両替可能

対応通貨が65種類もあり、アプリの中でトップクラスの対応量。

Chapeshiftを使ってビットコインとアルトコインを両替可能となっています。

Bitherの特徴

・オフラインで保管できるコールドウォレット使用可能

・セキュリティがPINコードのみ

コールドウォレットが使えるので、ハッキングに対して強い。

セキュリティがPINコードのみしか対応していないので少し不安な面も見受けられます。

ハードウェアウォレット

専用の端末(ハードウエア)があり、こちらで管理します。PCで入力される情報がウイルスやマルウェア、キーロガーで読み取られたとしても、物理的にデバイスと暗証番号とが揃わない限り送金することが不可能であるため、セキュリティが高く大金を保存するのに有効です。

オフラインで保存することが可能であるため、ペーパーウォレットと並んでセキュリティに優れています。パスワードその他認証システムによって厳重に保護されているため、ペーパーウォレットよりも安全であるとも考えられます。PCやスマホに接続すれば簡単に使用できる利便性も備えています。

Trezorの特徴

Trezorが対応している仮想通貨

・ビットコイン(BTC)
・Bitcoin Cash(BCH)
・DASH
・Zcash
・ライトコイン(LTC)
・イーサリアム(ETH)
・イーサリアムクラシック(ETC)
・イーサリアム系トークン

※イーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)、イーサリアム系トークンは「MEW(MyEtherWallet)」と連携して保管・管理

・価格89ユーロ (約12000円)
・手のひらサイズで操作が簡単
・USBでPCに接続するだけでブラウザからウォレットを利用できる

・デバイス内のみ安全に保存された秘密鍵で安全

今最も注目されているのが、ハードウェアウォレットです。セキュリティ面は非常に高いので使用をお勧めします。Amasonで購入可能です。

Ledger Nano S

Ledger Nano Sが対応している仮想通貨

・ビットコイン(BTC)
・Bitcoin Cash(BCH)
・イーサリアム(ETH)
・イーサリアムクラシック(ETC)
・リップル(XRP)
・ライトコイン(LTC)
・DOGECOIN
・Zcash
・DASH
・STRATIS
・イーサリアム系トークン

※イーサリアム系トークンは「MEW(MyEtherWallet)」と連携して保管・管理

・58ユーロ(約8000円)
・コンパクトで使いやすい

・Trezorと比べると値段が安い。

Ledger Nano Sも非常に人気がある、ハードウエアウォレットです。

Keepkeyの特徴

Keepkeyが対応している仮想通貨

・Bitcoin ビットコイン(BTC)
・Ethereum イーサリアム(ETH)
・Litecoin ライトコイン(LTC)
・Dogecoin ドージコイン(DOGE)
・DASH ダッシュ(DASH)

・Namecoin ネームコイン(NMC)

・日本語非対応

・価格は $239(約28,000円)

TrezorやLedger Nano Sに比べると値段が高いという点と日本語非対応といったところです。

ペーパー(コールド)ウォレット

アドレスと秘密鍵を印刷することにより、紙ベースで保管するウォレットです。

通常、長期の保管が主目的であり、最も安全な管理方法の一つ。使用することももちろんできますが、一度ペーパーウォレットから引き出した場合、セキュリティ上同じペーパーウォレット(アドレス)は使用で出来なくなってしまいます。

安全性を重視かつ頻繁に使用したい場合は、Electrum等のデスクトップウォレットのコールドストレージ機能を利用したり、ハードウェアウォレットを購入することをおすすめします。

安全性は高いですが、作成プログラム自体のハッキング・改変等リスクやウイルス感染したコンピュータ上で作成すると盗難などのリスクがあるため、100%安全とは言い切れません。

また、紙や印字の劣化により秘密鍵が読み取れなくなるリスクも存在しているので、長期保管時には直射日光や高温多湿の環境を避けるなどして十分注意しましょう。

セキュリティについて

仮想通貨を扱う中で一番の重要となるのはセキュリティ面です。

このセキュリティ面を少しでも向上させるためのポイントを押さえておきましょう。

・身に覚えが無い不明なメールは絶対に開封しない
・パスワードを使いまわさない

・パソコンやスマホにはセキュリティソフトを入れておく

この3点さえ守れば、セキュリティレベルが非常に上がります。

メールについては悪質なメールには添付ファイルにウイルスを仕込んでおり、開封すると感染します。

酷い物になると感染した端末と近くにあるBluetooth対応の端末は全て感染するとても恐ろしいウイルスも確認できています。この場合Bluetooth環境全ての端末が乗っ取られてしまい、仮想通貨やその他の資産などを盗まれてしまう事も十分に考えられますので要注意です。

パスワードについてですが、これも面倒だからと言って同じパスワードを使いまわさない事です。

一度不正ログインされてしまうと様々なサービスでログインを試み立て続けに不正ログインされてしまう恐れがあります。仮想通貨取引所に関してはセキュリティレベルが高い二段階認証(パソコンとスマホ連動)を採用していますので、必ず設定しておいてください。

パソコンとスマホにはセキュリティソフトがありますので、ご紹介します。

代表的なソフト名:

・マカフィーリブセーフ
・ウイルスバスタークラウド

・ノートンセキュリティ

まとめ

ご覧の通り、ウォレットには幾つかの種類があります。状況や必要に応じて使い分ける事をお勧めします。

共通していることは必ずセキュリティ対策を行う事です。また通貨を保管する方法としては取引所もあります。リスク上資産を分散して保管するのも一つの方法ではないでしょうか。

※事実と異なる部分などがありましたら、すぐに修正いたしますので、ご報告ください。

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